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国債と債券の違いは何ですか?

しかも、債券の中でも国債は国の信用の元に発行されていることで、お札と同様の信用価値があります。 ただし、債券はお札と異なり、償還まで持つことで額面金額が保障されるという時間的な制約があります。 その制約の見返りとして受け取るものが、時間的な価値ともなる利息、利子なのです。 債券とはお札に時間的な価値が組み入れられた金融商品といった見方もできます。 債券は国、地方公共団体、企業、または外国の政府や企業などが、広く一般の投資家からまとまった資金を調達することを目的として発行されるものです。 債券は発行する側、資金を調達する側からすれば債務、つまりは借金となります。 反対に債券を購入する側は、融資のようにお金を貸してあげるといった感覚で債券を購入しているわけではありません。

債権とは何ですか?

債権 とは、ある者(債権者)が他の者(債務者)に対して、一定の行為(給付)を請求することを内容とする権利をいいます。 これは、財産的利益を内容とする権利であることから、特定の物を直接に支配する権利である「 物権 」と共に、財産権の一つです。 また、給付については、財貨でも、労務を供するものでも、一定の行為をしないという不作為でもよいとされます。 一般に債権と債務の関係については、当事者間の給付を 債権者 から見た場合が「債権」、 債務者 から見た場合が「 債務 」となります。 現在、日本の民法では、債権の発生原因として、契約、事務管理、不当利得、不法行為の4つを規定しています。 この中で、当事者間の合意により発生するものを「約定債権」と言い、契約による債権が該当します。

国債の性格・特徴は何ですか?

国債の性格・特徴は次のようなものです。 国債は、国が発行し、利子及び元本の支払(償還)を行う債券です。 割引の方式で発行される国庫短期証券を除き、利子は半年に一回支払われ、元本は満期時に償還されます。 国債には色々な種類のものがあります。 半年ごとに利子が支払われる国債には、固定利付型(半年に1回決まった額の利子が支払われるタイプ)と変動利付型(半年に1回支払われる利子額が変動するタイプ)があります。 さらに、固定利付債には、満期が2年・5年・10年・20年・30年・40年の固定利付国債及び3年・5年固定型個人向け国債があり、変動利付債には、満期が15年の変動利付国債及び10年変動型個人向け国債、そのほか元本が変動する満期が10年の物価連動国債があります。

個人向け国債ってなに?

一般に債券は、投資家から見た場合は、資産運用の金融商品の一つで、債券市場(主に店頭市場)で取引される転売可能な有価証券であり、一方で、発行体から見た場合は、広く投資家から、お金を借りるために発行する借用証書でもあります。 金融商品の中で、個人向けの債券は、証券会社や銀行などで販売されており、国債や地方債、普通社債、転換社債型新株予約権付社債、外債、仕組み債など様々なものがありますが、この中で一番身近なものとして、個人向け国債があります。 現在、 個人向け国債 には、変動10年、固定5年、固定3年の三種類があり、額面金額1万円から1万円単位で購入できます。 また、日本政府(国)が額面金額(元本)と利子の支払いを保証しているので、日本の債券の中で一番安全性が高いです。

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